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春が訪れるその日の祭りに。
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何かあれです。
この頃文字書きを始めたので、せっかくだからこちらにもうpる。
コレが又長いのですよねー
まだ半分以上書いてないし、キャラデザとか挿絵とか書きたいのん。
そんで、できれば紙媒体にしてコミティアに出したいのん。

と言う訳で、興味がある人は読むといいよ!
長いから!
ね!


+ + + + +


寝て見る夢も、思い描く夢も、妄想も、感じる事も、全ては現実。
私自身が体験した事は全て現実だと思っている。
その現実を練って、練って、再現させるのが未来…のはず。

誰でもぼんやりとした未来を持って、毎日を乗り越えて明日に向かう。
将来はいい高校に行って、いい大学に行って、そして、いい会社に就職して
素敵な相手と結婚して、子供と共に素晴らしい人生を迎えるのだ。
その1つ1つの駅に向かう為に、私達はレールをはめ込んでいく。
周りを見渡せばたくさんのレールが転がっていて、どれを選ぶかは私自身。
いつもと変わらない、少しだけ錆びたレールをひくのもいい。
チョットだけ冒険して、真新しい物を選ぶのもいい。
誰かが使ったレールでもいい。共に行ってもいい。
でも時々、腐ったレールが紛れているのを私達は知っている。

* * *

今の私は、最低限正解を選んだであろう、私。
流れる学校のチャイムをBGMに授業を受ける準備をする私。
いたって平常。
いたって平和。
いたって現実的。普通だ。
……といっても、最悪の選択肢は私に出来る気がしない。
極端な例だったのかもしれない。

「未来はこんなはずじゃなかったのに。」

私の呟きが聞こえたのか、隣に座る親友が首をかしげた。
そもそも、何故こんな事を考えるのかといえば、昨日私は確実にレールを踏み外したから。
描いていた未来が、ガラリと崩れ始めているのを押さえて必死になるだけで。

「えー…教科書の79pから始めます。」

昨日聞いたのだ。
非現実的な日常が、駆け足でやってきた足音を。
…いや、昨日ではない。2日前から確実に近づいていた。
人間、いつもと違う事をすると失敗する。
よく言われている言葉だが、これほどまでに後悔するなんて!
夜中の学校に忍び込んで、屋上で天体観測をしようだなんて!
今までこんな事した事無かったのに!
流星群が見れるからって、私を誘うから!
楽しんでしまったから!
私が彼を好きになってしまったから!!!

「…であって………この文で彼が言いたい事は……本文……。」

今更殺して戻る未来ではないのは分かってるので、妄想で何度か殺しておく。
でも人を殴った事が無いから、よく言われている潰れたトマトを想像してみた。
バッドを振り下ろした相手は彼ではなく、ただのトマト人間になっていた。
全てが悪い方向に転がってる気がして、搾り出したシャーペンの芯は
ひたすらにポキポキと折れてしまう。
先生の声も、私のため息で薄まって空に昇って逝ってしまった。

そして授業開始20分間…冷静を装う。。
いつもと変わらない生活を送りたいからこそ、私は授業に出ている。
1時間目だというのに、さっさと帰りたくて仕方がなかった…。
ハッキリと脳に焼き付いている昨日の、あの時間の、教室。
……頭が痛くなってくる。
やっぱり、今日は学校を休むって自分に駄々をこねるべきだった。
昨日出かけるべきじゃなかった。

友達と思える存在なんて、作るべきじゃなかった。

…本当だろうか。
もしかしたらこれは、一種の切り替え地点であって、大事なポイントなのかもしれない。
私は今までずっと、勉強さえしてればいいと思っていた。
幼稚園の頃に親に褒められてからずっと、薄っぺらい教科書を相棒にしている。
この相棒が優秀であるほど、私自身も優秀になれるという事も知っていた。
幸せな事だ。
テストでいい点を取れば先生にも親にも褒められ、成績が良ければ、もっと褒められる。
学年で1番の成績は、私の自慢。
この小さな国の中でトップに立っているという事。たった数年だけど、それは私にとって誇れた事。
春子はいい子だね。春ちゃんは良い学校に行けるね。
褒められるという事は、愛されている事。
・・・だがいつの間にか、私の中に恐怖が生まれていた。
成績が落ちたらどうしよう。
クラスでトップじゃなくなったらどうしよう。
こんなはずではなかったのに、と親に見捨てられやしないだろうか。

今注がれている愛は、亡くなったりはしないだろうか?

そう思うと恐ろしくなる。
教科書を、参考書を読めば答えがあったはずなのに、それだけは分からない。
大体の事は教えてくれていたのに、相棒は教えてくれない。

「……チッ」

授業中、私の舌打ちが響く。
教科書を閉じ、机に伏せて授業をボイコット。
これもまた初めての体験だ。
チャイムが鳴ったら行動しよう。屋上に行って、この3日間に決着をつけよう。
ニヤニヤしながら私が駆け上がってくるのを待ってるだろうよ。
もう分かってしまった。
昨日のはきっと練習で、今日の後20分後が本番だって。
ちゃんと王様に貰った武器は持ってきてるもの。
昨日のシュミレーション通りにすれば、奴の頭を叩き割ることだって可能さ。

* * * * * 
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なんか、ほら、あれだよ。
おえかきでドン。ドッカン。
ドン!するといいよ!!
YOU聞いちゃいなよ!!

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